8月の暑いさなかスペインのマドリッド、コルドバ、グラナダ、バルセロナを周遊

卒業旅行で思い出いっぱい!

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8月の暑いさなかスペインのマドリッド、コルドバ、グラナダ、バルセロナを周遊しました。日本からはフィンエアーが当時安価だったため、フィンランド経由でスペイン入りをしました。マドリッドなどの市内の移動は地下鉄中心で都市間の移動はレンフェと呼ばれる国内の新幹線で移動。貧乏旅だったため宿泊先はゲストハウスのような所が多かったのですがとてもどの場所も比較的綺麗でホテルのようでした。当時の彼女と他友達2名の4名で行き、目的は仲の良い友達が大学を卒業と同時に海外移住をするためお別れを含めた旅行でした。

スペインは見所がたくさんあり、マドリッドではプラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、闘牛の観戦、サンミゲル市場に行き夜は宿泊先近くのバルにて食事をしました。このバルが非常に味もよく、マドリッドでは特に現地ビールが美味しかったのが印象的でした。おそらく乾燥した環境がそうさせたのではないかと思います。また各地で生ハムを食したのですが、マドリッドの生ハムメロンは絶品でした。

グラナダではアルハンブラ宮殿を視察、その後夜行列車でバルセロナへ行きました。バルセロナではマドリッド同様見所が多く、サグラダファミリアを始めガウディの建築物が残るグエル公園やカサミラを回りました。バルセロナは海に面しているだけありマドリッドなどの内部に比べ海産物が豊富でパエリヤが特に美味しかったです。

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日本にいてもなかなか夜行列車に乗る事はないのですが、スペイン南部のグラナダからバルセロナまではRenfeと呼ばれる夜行列車で移動ができます。仲の良い友達での旅行は特におもしろく、移動中はスペインの地ビールを飲みつつベタにUNOをやったり、夜は乗り心地は上々ではありませんでしたが2階建てのベッドに寝て色々話たり、クイズをしたり高校生の修学旅行のような感じで過ごせました。

なかなか大人になると友達同士でスケジュールを合わせて長期間での旅行は行きづらくなるので少し金銭的にも無理をしましたが、行っておいて本当に良かったと思っています。ただもう少し旅行先での言語を勉強しておけば良かったと後悔しております。駅の売店でビールを買うにも英語がなかなか通じず下手のスペイン語ももちろん通じず苦労しましたが、現地の医者(英語が話せる)に助けてもらったりと旅ならではの現地の人とのコミュニケーションもありいつまでも心に残りそうな旅行になりました。

スペイン初日のマドリッドで食べた生ハムメロンの味が忘れられず、マドリッド、コルドバ、バルセロナと移動し、最終日マドリッドに戻ってきて再度生ハムメロンを食べましたが安定した美味しかったのはいつまでも忘れないでしょう。自宅で同じように作ってもどうしてもあの味にはならず、不思議です。

マドリッド市内を移動するのに公共交通機関である地下鉄を使いました。スペインを始めヨーロッパはスリが多いという事で常に注意していたのですが、地下鉄の一部区間は観光客で満員になる場所もありました。その満員電車ですでにマークされていたようで、肩掛けのポシェットにモバイルコンピュータを入れていたのですがチャックを開けて盗まれそうになりました。

盗まれそうな時に丁度私の友人の一人が気がついてスリをしていた現地人を見ると中学生くらいの男の子でした。相手も中学生という事でこちらは英語で文句を言い、向こうはスパニッシュで応戦していて彼らが駅で降りたので捕まえようとしたところ、体格がかなりがっしりした彼のおやじがいきなり現れその場を去っていきました。まさか親子がグルだとは思いませんでしたが、スリがグループで動いている事を始めて分かりとりあえず何もトラブルなくてほっとしました。ヨーロッパではやはりスリは横行しているようで注意が必要と再認識しました。

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